体の健康だけじゃなく、心の安定にも効果があるヨガ。
日常的に取り組めば、疲労回復、ストレス発散でやる気もアップ!
生き生きと活動的な人生を送ることができます。
初心者でも家庭でできる簡単なポーズを順番に紹介していきます。
1.合せきのポーズ(がっせき)
あぐらの姿勢に似ていますが、足裏同士をぴったりと合わせます。
ヨガの中で必ず出てくる初歩的で股関節の柔軟性を高める代表的なポーズです。
ここから始めていきましょう。
このポーズは骨盤周りの血行を促すことができ、生理痛の緩和にも役立つと言われています。
妊娠初期の方でも安心して行えます。
また腎臓や膀胱、前立腺に働きかけて泌尿器系の働きを正常に整えると言われています。
ポーズのやり方
まず両脚を前に伸ばした状態で座ります。
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息を吐きながら、両膝を曲げて両かかとを骨盤のほうへ引き寄せます。
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両膝を外側に開き、両足の裏を合わせます。
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合わせた両足を無理のない範囲で、できるだけ骨盤のほうへ近づけます。
手でつま先を掴み、股間に引き寄せるようにします。
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股関節が硬く、つま先を掴むことができない方は足首またはすねでもかまいません。
両膝を無理に下に押し付けないようにしましょう。
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ゆっくりと呼吸をしながら、1〜5分キープします。
簡単でもさまざまな効果が
このポーズはとても簡単ですが非常にたくさんの効果があります。
腹部組織、卵巣と前立腺、膀胱、腎臓の活性化、
心臓の活性化と全身循環の改善、
太腿の内側、鼠蹊部、膝のストレッチ。
また、軽いうつ、不安、疲労の軽減・月経時の不快症状および坐骨神経痛の緩和
更年期障害の症状緩和・扁平足、高血圧、不妊症、ぜんそくの治癒などなど。
体に無理のないポーズなので妊娠中の方でも取り組めます。
妊娠の後期までこのポーズを継続的に練習すると、出産が楽になると言われています。
体を動かすのが苦手な人、また運動できない日でも、簡単に取り入れられるヨガ。
ストレス発散して心も体もスッキリしましょう。
『ヨガ講座(2)枝のポーズ~血行促進、泌尿機能改善、ストレス解消』へつづく